Riccoのりんご生活

lyrical農家生活 ☆ 今日はどんな事が起きるかしら?

カテゴリ: ファームレター

長らく放ったらかしで、それなのに訪問して下さっていた皆さん申しわけありません。


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すっかり雪景色です。

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 北海道の雪は、結晶そのものが落ちて来ます。

 気温の低い外にいる限り、体に積もっても濡れる事はありません。

 傘がいらないのはそのためです。



さてさて

父も見送り、母も落ち着いて、今年の秋は余裕・・・・
と思っていたらとんでも無かったですね。

こんなに仕事が忙しかった秋は無かった気がします。

就農してしばらくは、収穫時期の稲刈りは、私がコンバインに乗って刈り取りをしていました。

かっこいいでしょ


・・・・と思うなかれ・・・・単に非力すぎて、ひとつも役に立たなかったのです。
わが身が使えないのなら、文明の利器に頼るしかない。

我が家のコンバインは、知る人ぞ知る中古の中古、非常にレトロな機械です。
(それでも2台め)
最近の農業機械はALLコンピューター制御で、人間は座って見張っていればいいだけですが
多少人間の微妙な勘の使えるマニュアルな機械はそれはそれで結構便利です。

雨ばかりでぬかった田んぼ、倒れた稲、
地面が同じ状況にない時はコンピューターが測る前に目で先を確認できたりしますから

自動制御のスイッチを切って手動での運転に慣れると、ちょっと古いタイプの機械は
かえってその方が使い勝手が良かったりいたします。



稲刈りをしていると、音や機械の進み具合で、稲の出来がわかります。
実りが十分だと機械がいかにも重そうでうれしくなります。

逆に進んでも進んでも溜まらない年はがっくり・・・・



稲穂が風に揺れる田んぼの中で作業をしていると、黄金色の海の中にいるようです。

稲穂の波が荒れる風の強い日は、船酔いならぬ、コンバイン酔いもするのです(笑)
ホントですよ。



・・・・と話が脱線しました。

そのコンバインに一度も乗らなかった・・・どころか
稲刈りに一度も行かなかった・・・年でありました。
行けなかったのです。


そう・・・

私は完全に 「りんご」担当になってしまいました。

 

宣伝もしてない・・・看板もかけてない・・・・のにギフトの量は年々増えています。

みなさま、お客様、本当にありがとうございました。

こんな私でいたらぬ所も多々あったと思います。
折角ご注文下さったのに、在庫切れでお売りできなかったこともありました。

来年は若木がもっと大きく成長して、実をたくさんつける事を期待します。

また来年も宜しくお願い致します。

・・・・あらら、まるで年末の挨拶みたいになってしまいましたね(笑)


明日も更新いたします(誓い





インターネットが繋がりにくかったり、繋がっても速度が遅かったりと
そんな事が続いて更新がすっかり遅れてしまいました。


一足飛びに秋作業へと突入、
りんごは前半のりんごが収穫を終え、後半の蜜入りりんごを待つばかり・・・・
と悠長な状況ではありませんが・・・

葉摘み、収穫、選別、出荷、葉摘み、収穫、選別、出荷


この時期は夜になっても作業が続きます。ギフト発送、直売用の袋詰め


SN3R0626 たわわに実って




PAP_0581真っ赤でしょ?




SN3R062310月3日の早すぎる雪

この寒さもあって、りんごは一気に色づきます。

この日は、大阪から高校生が宿泊体験に来ていたのです。
びっくりしたでしょうね。








そして、例年ならとっくに終わっている「稲刈り」が、終わらない・・・

雨です。とにかく雨が降るんです。


あと1日、どうか雨よ降らないで下さい。

稲刈りがやあっと、22日からはじまりました。

嫌な予感はしていましたが、秋の長雨のせいで畑が乾かず、
本来なら8月中に種を蒔かなきゃいけない「菜種」の種蒔きが
大幅に遅れました。

その上にです!蒔いた直後の台風12号。 あの、和歌山県を水浸しにした大雨台風で
蒔いたばかりの菜種は、ほとんどが流されてしまいました。

菜種作付日本一の滝川市の記録も来年は無理かもしれません。


小麦の種蒔きも、もうとっくに終わってなければなりませんが、蒔けません。


イライラがつのります (−−〆)




そんな中、りんご園での、葉摘み作業中

PAP_0612 ケロっ・・・

 気温が下がる季節。
 りんごは温かいらしい。


そして


PAP_0609 猫もとまる

猫の左上に人影が見えますね。脚立に乗って作業しているパートさんです。

かなり上の方に木のぼりしてます。

この子は木登りがとってもお得意。

りんご落とさないでね(笑)








収穫の秋本番、我が家のりんご園は葉摘み真っ盛り
お米は天候の様子を見ながら足踏み状態です。 なんだかんだ言って稲はまだ青い。
もう少し待ちたいところです。

台風15号が現在北海道の太平洋側を通過中。
ここ、空知はほとんど影響を受けませんでしたが、道東の畑作地帯は大変でしょう。
最小限の被害であるようにと祈るばかりです。

お天気を気にして空を見上げる事の多いこの頃

秋という季節のせいもあるのでしょうか。

丁度仕事を終えて、パートさんを送った後、夕焼け空のきれいな晩が続いています。



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 携帯のカメラじゃここまでですね(笑)


なんのポスターでしょう?

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実はこのトマトさん、み〜んな「桃太郎」トマトの家族だそうです。



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  はい、種屋さんの「タキイ種苗」です。

  一目で気に入って、カメラでパチリ・・・・急いでたのでボケてますが・・・・

  桃太郎伝説に興味がわきますよね 


なんと、この宣伝ポスターが、表彰されたそうです。(どこで表彰されたかわからない私

タキイ種苗さんのポスターは、この他にもユニークなのがたくさんあるんですよ。  

秋本番です。
あちらこちらで稲刈りもはじまりました。
直売をしている農家の在庫は、震災の時の混乱で底をついていますから
刈り取りにはちょっと早めの農家さんも、コンバインを始動はじめました。

この間、我が家にはファームステイ、秋の陣 で
2校の子供たちがやってきました。

國學院久我山中学校の女子5人、大阪府立貝塚高校の女子4人


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これは中学生が作ってラッピングしたブルーベリージャム

今回はとにかく雨続き。農作業がほとんどできない中でのファームステイ。


私が年をとったせい?

今年になってから、我が家に来る子たちは、そう仕向けているわけでもないのに

「おかあさん」と呼んでくれます。

はい、北海道のお母さんです(笑)


特に帰り際は、たくさん呼んでくれます。

時間が短すぎて、まだまだ体験してもらいたいことだらけです。


現代の日本の子供達の実情

○ 太陽が昇り、沈むところを見た事がない ・・・・・4割

○ 海や川で貝や魚を獲ったり釣ったりした事が無い  ・・・・4割

○ 夜空いっぱいに輝く星を見た事がない ・・・・・・・7割

○ 大きな木に登った事が無い ・・・・・・・5割

○ キャンプをした事がない  ・・・・・・6割

○ 自分の足で山に登った事が無い  ・・・・・・7割


多分そんな実体験以上に、人のつながりの価値を見いだせる体験をしたことのある子供は
もっと少ないのではないかしら。


子供たちが泣いて帰る理由に、それまでの人生でのそんな体験の少なさが有るような気がしてなりません。





ひどい雨です。

滋賀での研修で一緒だった、音威子府出身の和歌山県の方が気になります。

1000ミリを超す雨・・・恐ろしい。

滝川でも、西のあちらこちらで田んぼが水没しました。

國學院久我山中学校の子供たちがファームステイで来ていましたが、

体験をしてもらうどころか、田んぼに詰めなければいけない農家さんもたくさんいらっしゃいました。


我が家の田んぼ、2m以上の高低差をならし、表土を戻して大きな田んぼにする工事が進んでいましたが

ここにきて、境界の土手が崩れそうになっています。



明日はこれまで以上の降雨量とか


どうぞ、災害になりませんように。

我が家の田んぼの整備事業が2か所で急ピッチで行われています。


昨日は台風で、ものすごい雨。

河川がみるみる増水しました。


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 台風前日には、ひろ〜い田んぼに

 水を張るのが田んぼですから、これ、全て水平ですの!
 恐るべし テクノロジー


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 YOICHIです。土井観光果樹園さんにおじゃましました。

丘の中腹に見えるのはサクランボの樹にかけた雨よけハウスの列。

一昔前までは「りんご」が代名詞だった余市ですが、

りんごの価格下落、そして人手不足、栽培にかかる労力の問題から

減り続け、昭和45年には1400ヘクタールだった余市のりんご栽培面積は
現在では200ヘクタールとなってしまいました。


現在の主力は「ぶどう」

そして、高収入のサクランボに

PAP_0483 プルーン


 PAP_0474 大玉のブルーベリー「チャンドラー」


 小果樹栽培に力が移行してます。



 
ここ数年、果樹の収穫量は減っています。 

花の咲く時期に気温が低いせい。

サクランボは2年続いての減収とか・・・・。 痛いな

オーナーのTさんには、帰るギリギリまで質問攻め(笑)

果樹農家のお母さんたちは、みんな勉強熱心です。


おいしい果物作りたいものね。


帰りは

PAP_0471これがラジオで良く耳にする・・・・

2階の食堂は、美味しくて安いらしい



そして小樽で楽しみにしていた体験がこれ!

PAP_0468 (1) ねりきり
 
 私が作りました〜  えっへん

 アジサイ、桜、菊です。

 職人さんが作ったものとは比べようもないですが(笑)

 ちょっと褒められちゃいました

中の餡子をはみ出させないのと、グラデーションをキレイに出すこと
重ねた下地の色を、溝をつけた時にほんのり出すこと・・・・


和菓子は芸術ですね。


研修は、翌々日も続きます。





更新していなかったので、続けて近況報告を!


26日に、大阪府立阿倍野高等学校のPTAのお母さんたちがぞろっとやってきました。

高等学校、PTA連合会の全国大会が札幌で行われ、学校の取り組みが表彰されたのです。

阿倍野高校の修学旅行先のメインにここ、北海道の空知でのファームステイが実施されるようになってから
6年目。

生徒たちの旅行先での交流、絆は子供を越えてPTAへと広がり
学校祭で北海道物産展、北海道食材を使ってのカレーライス作りに広がりました。


阿倍野高校のPTA役員さんは、なんと全員が女性・・・お母ちゃんばっか


大阪のお母ちゃんは明るくて、元気で、優しい。

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私も去年、この学校祭へお手伝いに、初大阪、天王寺に赴き、大変お世話になりました。



懇親会は松尾ジンギスカン。

SN3R0426東京の浅草にもあったのです


松尾・・・が美味しくないわけではないけれど、
折角の北海道。もうちょっと美味しいものを御馳走したかったです。



私のお気に入りとなった、前PTA会長さんがお土産にくださった、お菓子


SN3R0494実家だという、四国は高知県のお菓子


すっごく固いのですが、やめられないのです


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