短大生の時に、仲の良かった5人の仲間がいました。


短大の教育学科は、思い描いていたキャンパスライフや4年生の文系大学へ進んだ友人のそれとはかなり違って、高校生活よりも厳しいカリキュラムで、しかもアルバイトもしていましたから、忙しい事この上ない生活をしていました。



その仲間たちとは、サークルも専科も違いましたが、なぜかいつも一緒でした。


その仲間の一人が、強烈な個性の持ち主で、ものすごく明るい性格の女性でした。



卒業した後、私以外は皆、幼稚園の先生や小学校教諭となり、月日と共にそれぞれの家庭を築いていましたが

彼女はある時から、青年協力隊として海外の後進国へ出向くようになりました。


十数年経つうちに、手紙のやり取りも途絶え、時々ふと、どうしているだろうと
実家に彼女の現在居る場所を聞こうかと思いながらも、日常に追われてそのままでした。




当時の仲間の一人から電話があり、
彼女は1年も前に亡くなっていた事を告げられました。



癌だったそうです。


私を含め、当時の仲間4人は誰ひとり知りませんでした。
2年前にたまたま帰国していた彼女と会って話をした友人さえも知りませんでした。



葬儀のとうに終わってしまった今、私たちは愕然とするしかなく
日々の予定や生活はそのまま流れていくしかありません。


当時の仲間と共に
今度、彼女の実家に行ってみようと思います。


昔々、みんなで過ごした時は 最近の記憶よりもずっと鮮明に覚えているのにね。




 向日葵みたいな人でした