7月23日

暑い日でした。
夏らしくていいです。ハイ(強がり・・・)

3年前、地元コミュニティFMで食育番組をはじめました。
地元の小学校の栄養教諭、4人の先生方と一緒にやっています。
番組名は「いただきます。給食の時間です。」(長い・・・

冬の4ヶ月間以外、小学校では毎月「交流給食」といって
食材の生産者である農家の人の話を聞いて、その人が作った野菜が使われた給食を一緒に食べるという授業です。
番組ではその授業の様子を伝えたり、栄養の話をしたり、時には農家の方をゲストに呼んだりして子供の「食」に関する色々なお話をします。

そうそう、ここの小学生は毎年稲作体験もしますし、学校によってはそばの栽培体験から、そば打ちまでやるのですよ
そんな様子も、録音した音声などと一緒に放送します

さて、月の第1週めは、その月の給食メニューを紹介するのですけれど、
最近の給食ってすごいんですよ

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まず、1品に使われる食材、特に野菜類の数はかなり多いです。
例えば31日の夏野菜のカレーライスは、豚肉、玉ねぎ、ニンジン、ジャガイモに加えて、カボチャ、ナス、ピーマン(生産が間に合えばにはパプリカやズッキーニも)と、色どり良いです。
しかも、ルーは7,8種類の香辛料をオリジナルブレンドして手作りし、業務用のルーなど使わないのです
子供にも、お母さんの試食会でも大人気です

第2に、見えないところにニクイ演出が・・・・
例えば、24日のいんげんの天ぷらですが
天ぷら粉には、アーモンドパウダーがブレンドされます。
学校では天つゆをつけないで食べるのが基本なので、美味しくいただける工夫がいっぱい
普段も、にんにく、ショウガなどの香味野菜はふんだんに使われていますよ。

第3に、アレルギー対策も真剣です。
例えば、26日の楽々餃子は、業者と先生との共同開発で、卵や大豆など、アレルゲンになる食材を出来る限りカットしています。
しかも、餃子の皮から中の野菜、お肉、すべて原材料は地元産です。
参りました。

第4に、子供たちが少しでも食事を楽しめる工夫。
例えば、25日はコッペパンですが、切れ目が入っていて、フランクフルトやチーズ、コーンバターなど、自分でパンにはさめて食べられるようになっています。・・・・パンはもちろん、地場産小麦のパンです


今では珍しいと言われている「自校方式」・・・各学校に厨房があって、学校内で調理する・・・・・・なので、手作りの味にこだわっているのですって。

いいな〜  今の給食、食べたいです。