7月18日

本日2回目の更新です
出来る時に更新しておかないと、たまる一方なので

といってもネタは先週15日の話題



 滝川に國學院大學短期大学部のキャンパスがあります。以前にも書きましたが、そこの幼児、初等教育学科では今年から、1年を通しての「稲作体験」が行われる事になりました。

6月に入ってすぐに田植え。そして先日は植えた稲の成長を確かめるとともに、田んぼの生き物調査をしました。
田んぼの周りで見かける昆虫、クモなどもそうですが、最も大事なのは「田んぼの中にいる生物」なのです。


 ちいさな金魚すくいの網を片手にいざ!田んぼの中へ。
 すっかり成長した稲の田んぼに裸足で入る時はどんな虫がいるのかとおっかなびっくり、へっぴり腰になっていた学生がしばらくすると「オタマジャクシだ!」「ヤゴだ!」と大きな声を出しながら夢中になって水槽に捕獲した生き物を入れて行きます。
気持ち悪いといっているのも始めの内だけで、後半ではヒルさえ平気で捕まえてくる女子も現れました


 たくさんのアオガエル。黄色のノシメトンボ。アメンボ。大きなドジョウ。ゲンゴロウ?と思ったら、良く似たガムシ。成虫より大きなガムシの幼虫。水の入口には小さな魚。砂粒のようなドブシジミ、サカマキガイ。無数の小さな虫たち。
田んぼを提供してくれたHさんが、「昨日捕まえた」と2匹のヒキガエルを持って来てくれました。10?以上はある大きなカエルにみんなびっくり。
「昔はこんな大きいのいなかったんだけどね。温暖化かな?」

食物連鎖の頂点にいる人間。その大きなピラミッドが、底辺近くにいるこの小さな生き物たちによって支えられています。

たきかわ面白食育塾 003
 最近大きいのよね