子供というのは、いずれ離れて行ってしまうもの


本当にそうだったんですね〜。


一番上の長女が、就職で上京することになりました。

子育てでは一番気にかけ、でも、一番手をかけなかった子でもありました。

都会から移り住み、就農した初めての年、
彼女は小学校入学。

算数セット(今もあるのかな・・・?)の、こまごました小物、
・・・多分200以上はあった・・・・全てに
一人も友人のいない小学校の教室で、1年生の彼女は誰に言われることなく、もくもくと一人で名前を書き込んだシールを貼っていた事を、ある先生から聞いたのは、もう彼女が高学年になってからの事でした。(ほとんどの子はお母さんが、もしくは子供と一緒につけるのです)

子供最優先・・・誰よりわかってあげている・・・
と思い込んでいたことが、もろくも崩れ、情けなく、すまない気持ちでいっぱいになった瞬間でした。
新しい環境、仕事に対応するのが精いっぱいだった当時の私。
小さな弟、妹
彼女はそんな母親に甘える事はできなかったのかもしれません。


「しばらくは鍛えられてくるわっ
美味しい水が大好きだった子は、総合職を選び、本社のある東京に行く事を決めました。


高校、大学生活は楽しかったかい?

もう私はすっかり自分で立って、エラそうな口を叩けるくらいになったから

辛くなったら甘えて帰ってきてもいいんだからね。