Riccoのりんご生活

lyrical農家生活 ☆ 今日はどんな事が起きるかしら?

2011年09月

稲刈りがやあっと、22日からはじまりました。

嫌な予感はしていましたが、秋の長雨のせいで畑が乾かず、
本来なら8月中に種を蒔かなきゃいけない「菜種」の種蒔きが
大幅に遅れました。

その上にです!蒔いた直後の台風12号。 あの、和歌山県を水浸しにした大雨台風で
蒔いたばかりの菜種は、ほとんどが流されてしまいました。

菜種作付日本一の滝川市の記録も来年は無理かもしれません。


小麦の種蒔きも、もうとっくに終わってなければなりませんが、蒔けません。


イライラがつのります (−−〆)




そんな中、りんご園での、葉摘み作業中

PAP_0612 ケロっ・・・

 気温が下がる季節。
 りんごは温かいらしい。


そして


PAP_0609 猫もとまる

猫の左上に人影が見えますね。脚立に乗って作業しているパートさんです。

かなり上の方に木のぼりしてます。

この子は木登りがとってもお得意。

りんご落とさないでね(笑)








収穫の秋本番、我が家のりんご園は葉摘み真っ盛り
お米は天候の様子を見ながら足踏み状態です。 なんだかんだ言って稲はまだ青い。
もう少し待ちたいところです。

台風15号が現在北海道の太平洋側を通過中。
ここ、空知はほとんど影響を受けませんでしたが、道東の畑作地帯は大変でしょう。
最小限の被害であるようにと祈るばかりです。

お天気を気にして空を見上げる事の多いこの頃

秋という季節のせいもあるのでしょうか。

丁度仕事を終えて、パートさんを送った後、夕焼け空のきれいな晩が続いています。



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 携帯のカメラじゃここまでですね(笑)


なんのポスターでしょう?

SN3R0517 (1)

実はこのトマトさん、み〜んな「桃太郎」トマトの家族だそうです。



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  はい、種屋さんの「タキイ種苗」です。

  一目で気に入って、カメラでパチリ・・・・急いでたのでボケてますが・・・・

  桃太郎伝説に興味がわきますよね 


なんと、この宣伝ポスターが、表彰されたそうです。(どこで表彰されたかわからない私

タキイ種苗さんのポスターは、この他にもユニークなのがたくさんあるんですよ。  

秋本番です。
あちらこちらで稲刈りもはじまりました。
直売をしている農家の在庫は、震災の時の混乱で底をついていますから
刈り取りにはちょっと早めの農家さんも、コンバインを始動はじめました。

この間、我が家にはファームステイ、秋の陣 で
2校の子供たちがやってきました。

國學院久我山中学校の女子5人、大阪府立貝塚高校の女子4人


SN3R0548

これは中学生が作ってラッピングしたブルーベリージャム

今回はとにかく雨続き。農作業がほとんどできない中でのファームステイ。


私が年をとったせい?

今年になってから、我が家に来る子たちは、そう仕向けているわけでもないのに

「おかあさん」と呼んでくれます。

はい、北海道のお母さんです(笑)


特に帰り際は、たくさん呼んでくれます。

時間が短すぎて、まだまだ体験してもらいたいことだらけです。


現代の日本の子供達の実情

○ 太陽が昇り、沈むところを見た事がない ・・・・・4割

○ 海や川で貝や魚を獲ったり釣ったりした事が無い  ・・・・4割

○ 夜空いっぱいに輝く星を見た事がない ・・・・・・・7割

○ 大きな木に登った事が無い ・・・・・・・5割

○ キャンプをした事がない  ・・・・・・6割

○ 自分の足で山に登った事が無い  ・・・・・・7割


多分そんな実体験以上に、人のつながりの価値を見いだせる体験をしたことのある子供は
もっと少ないのではないかしら。


子供たちが泣いて帰る理由に、それまでの人生でのそんな体験の少なさが有るような気がしてなりません。





雨ばかり降ります。

収穫時期を前に、悪い予感が致します。


書きたいことは山ほどあったのに、更新がままならず、これでは日記になりませんね。

りんごの葉摘みが始まっています。
葉摘みをすると、一気に林檎が赤くなります。

りんごの作業はほぼ一年中ですから、時々ちょっと、嫌になったりもします。

けれども、実が真っ赤に色づくこの季節を迎えると

「だから林檎はやめられない・・・・」とつくづく思うのです。



さてさて、かなり以前の話になりますが、北広島市にあるホクレン「くるるの杜」へ行ってきました。

私が就農した頃に滝川の農業改良普及センターでりんごの専門技術員だったY先生が
退職後に「くるるの杜」で技術指導をされていると聞いていましたが
この日もずっと、案内をして頂きました。

普及センターの所長さんだった時代よりも色がすっかり黒くなって、
デスクワークよりも、土や作物の相手をしている方が性に合っていると
相変わらずの優しい笑顔で話していらっしゃいました。

くるるの杜は、人気スポットとは聞いていましたが、平日にもかかわらず、かなりの人が訪れていました。

併設されているレストランは大人気で、朝から人が並んでいて、午前11時には、すでに予約でいっぱいになっていました。

Y先生が、次回来る時には並んでおいてあげますよ(*^^)v ・・・と

実にもったいない・・・というか、とんでもない


SN3R0497 収穫体験のコーナー 

さて、これは何の作物でしょう?

SN3R0503 (1)花はこれです。

・・・というか、花が咲くのは 超!!めづらしい作物らしい。
今年は数年ぶりに咲いたそうで、良い予感なのか悪い予感なのか・・・・



答えは さつまいも 

こんな感じで、植えてある作物を当てっこする看板がかかっていて、
子供たちにも楽しい工夫がされていました。


SN3R0501 前の方、勝手に撮ってすみません。

このトンネルには、お豆や胡瓜ん、トマトだけではなくて
カボチャやスイカがぶら下がってます。


直売所はマーケット並みの広さでしたが、ここもお客様でいっぱい

集客力は、さすが札幌のベッドタウンでありました。







ひどい雨です。

滋賀での研修で一緒だった、音威子府出身の和歌山県の方が気になります。

1000ミリを超す雨・・・恐ろしい。

滝川でも、西のあちらこちらで田んぼが水没しました。

國學院久我山中学校の子供たちがファームステイで来ていましたが、

体験をしてもらうどころか、田んぼに詰めなければいけない農家さんもたくさんいらっしゃいました。


我が家の田んぼ、2m以上の高低差をならし、表土を戻して大きな田んぼにする工事が進んでいましたが

ここにきて、境界の土手が崩れそうになっています。



明日はこれまで以上の降雨量とか


どうぞ、災害になりませんように。

我が家の田んぼの整備事業が2か所で急ピッチで行われています。


昨日は台風で、ものすごい雨。

河川がみるみる増水しました。


SN3R0496

 台風前日には、ひろ〜い田んぼに

 水を張るのが田んぼですから、これ、全て水平ですの!
 恐るべし テクノロジー


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 YOICHIです。土井観光果樹園さんにおじゃましました。

丘の中腹に見えるのはサクランボの樹にかけた雨よけハウスの列。

一昔前までは「りんご」が代名詞だった余市ですが、

りんごの価格下落、そして人手不足、栽培にかかる労力の問題から

減り続け、昭和45年には1400ヘクタールだった余市のりんご栽培面積は
現在では200ヘクタールとなってしまいました。


現在の主力は「ぶどう」

そして、高収入のサクランボに

PAP_0483 プルーン


 PAP_0474 大玉のブルーベリー「チャンドラー」


 小果樹栽培に力が移行してます。



 
ここ数年、果樹の収穫量は減っています。 

花の咲く時期に気温が低いせい。

サクランボは2年続いての減収とか・・・・。 痛いな

オーナーのTさんには、帰るギリギリまで質問攻め(笑)

果樹農家のお母さんたちは、みんな勉強熱心です。


おいしい果物作りたいものね。


帰りは

PAP_0471これがラジオで良く耳にする・・・・

2階の食堂は、美味しくて安いらしい



そして小樽で楽しみにしていた体験がこれ!

PAP_0468 (1) ねりきり
 
 私が作りました〜  えっへん

 アジサイ、桜、菊です。

 職人さんが作ったものとは比べようもないですが(笑)

 ちょっと褒められちゃいました

中の餡子をはみ出させないのと、グラデーションをキレイに出すこと
重ねた下地の色を、溝をつけた時にほんのり出すこと・・・・


和菓子は芸術ですね。


研修は、翌々日も続きます。





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