Riccoのりんご生活

lyrical農家生活 ☆ 今日はどんな事が起きるかしら?

2011年04月

長男からのメールでした。

眠れません。


皆さん、大丈夫ですか?





 すっかり歩きやすくなりました。

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 枝を集めつつ、病気を見つつ

 木に葉が無いので、この時期どこまでも見通せます。

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 麦畑は融雪剤(肥料ですよ〜)を撒いたので、すっかり葉が見えてます。
 雪の重みと、氷温で丈夫になります。




 さて、農業と全く・・・・・関係ありませんが・・・

 
 ランドセルの関係でおじゃました友人の家で、なんともレトロなものを発見


 それがこれ

BlogPaint ナンバーが 札5 

 
 昭和30年代後半、一世を風靡したと言われる トヨタの

 
CIMG3927 Wow


CIMG3926 こんな所も開きます 


 この時代はシートベルトがありません

 ここのおうちのおじいちゃんが、その昔買って、今も現役で走っているそうです。 
 
 買ったもの全てに 「愛」 があって、捨てられないおじいちゃんだそうで、
 住宅と見間違う車庫・・・には 「昭和」 な物が、たくさん、きれいに並べられていました。

 
 博物館にできるかも・・・・・

 
 そういえば我が家にも、レトロ・・・なものがいくつか・・・・



 そのひとつ

 SN3R0070

  後ろのトレーラーに乗っている、チビトラクター はかれこれ35年以上前の物ですが・・・

  今でもりんご園で、家庭菜園用の畑で、立派に活躍中

  しかし、かなりサビサビ・・・・

  友人の家のカローラくらい、きれいに磨いてやらないとね


  

「ランドセル集めてます!」

・・・って呼びかけたのは1日金曜日の話でしたから、あれから5日目。
今日、ランドセル達は送られて行きました。

私の小さな小さなネットワークから、

人が人に伝えて

ひとつがふたつになって、一人が団体になって

最後の二日間は仕事できないくらいメールや電話が届きました。


某団体が新品を11個、「こんな時こそ使ってください」と提供して下さいました。





・・・・・気づいた事。


連絡をくれた、届けてくれた、ランドセルはなくても気持ちをくれた
一緒に痛んだ所を繕ってくれた。

顔が、声が、笑顔でした。


私も笑顔でした。


きっと、現地は大変で、いっぱいいっぱいで
頑張ることなんかできなくて
笑う事も忘れていて


こんな小さな事しかできない私たちが笑顔もらってるんですね。



色々自粛もいいですが


皆さん、お祭りもイベントも、予定通りやりましょう。

そこで、たくさん被災地応援もしましょう。

東北の物産展やるも良し、義援金集めるも良し、
お花見名所でお花見が出来なくなった福島について、原発について討論するも良し
色んな企画を盛り込みましょう。


私は今、食品はなるべく被災地の県の物を買うようにしています。
野菜は無くとも、魚は無くとも、けっこうあるんです。美味しい味覚


一生懸命、出来る事やって、
笑顔をもらいましょう。

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46個  全部みんなの想いです。

お天気、風弱し、


しかしもって朝はしんしん雪が降り、気温はグッと下がっていました。
北海道の内陸、名寄市の近くにある朱鞠内(シュマリナイ)では、4月だというのに最低気温マイナス18度だったとか・・・・

午前中、ハウスにビニールをかけました。


春作業、始まります。

ちょっと驚いています。


被災地の施設で、子供たちのお世話をしている役場の方から
新学期に当たってランドセルが不足している。お下がりで構わないので集められないか・・・
という依頼が友人を通してありました。

私自身の子供は末っ子でもう高校3年生。
友人たちも、ランドセルを持っている年代ではないような気がしましたが
手当たり次第、知り合いに声をかけました。

キッズダンススクールの友人は、生徒さんへのメルマガを通じて声をかけてくれました。
地元コミュニティFMは週末という事で、時間があまりない中でしたが、番組を通じて呼びかけてくれました。
そして友人、配達先のお米のお客様、
深川に住む友人は、雪が降ったというのにわざわざ届けてくれました。
ランドセルはないけど、入学式用の服や使っていない文法具ならあるよと声をかけてくれた方もいます。


こんなにたくさんの方が関心を持ってくれるなんて、思いもよりませんでした。


みんな、「何か役に立てる事はないのか?」
そうずっと思っていたのですね。


お母さんが、子供自身が、思い出にと大切に保管していたランドセル。


送るなら、きれいなものでなきゃ、新品でなきゃ
そう思う事もありましたが、
ランドセルを手に取ると
小さな傷のひとつに、名前を消して残ったシミに、
それぞれの思い出があるのだと深く感じました。

本当にありがとうございます。


我が家はランドセルは無かったので、末娘と一緒に皮用の防水ワックスで
ひとつひとつ丁寧に磨きあげました。


通常で行けばもうすぐ新学期。
被災地の小学校も、環境が整った所から、出来るだけ早く始めようとしています。


長男の仲のよい友人がそうであるように
家族を一瞬にして亡くしてしまった子供たちがどれほどいるのでしょうか



火曜日に発送します。
こんなことならブログでもっと早く告知すれば良かったと悔やんでます。

遅いですが、もしあなたのお家に眠っているランドセルがありましたら、ご一報くださいね。

     lyric-noringo8py@ezweb.ne.jp


CIMG3918


 用事があり札幌へ行きました。

 ガソリン代が高いので、高速料金も入れるとしたらJRの土日切符の料金とたいして変わりません。
 高速バスならもっと安いです。
 
 書類や荷物が多いと、移動する時汗だくになるので、小さなキャリーバックがあるといいな。
 札幌は便利なので、なるべく公共交通使うようにしています。


 約束の時間まで間があったので、 そういえばと思い、
 札幌駅から大通りまで開通した、地下歩道を初めて歩いてみました。


 広くてびっくりしました。

 人の流れが、東京みたいに右、左に分かれていなくて、皆さん自由に歩いていますが
 通路が広いのでさして気になりません。
 北海道らしいな・・・と思います。

 
今回の災害で、自粛しているせいか、イベントはあまり行われていません。
・・・・と、思いきや、人だかりが・・・・・


ユニフォームのような感じの同じ服装をした男性がぞろっと並んで
被災地への義援金を募っていました。


それは


BlogPaint日の丸飛行隊

のメンバーでした!


報道関係の方々が取り巻いていて
募金したらカメラのフラッシュがバシバシ光ります
募金イコール「写して頂戴」みたいで、とてもじゃないけど近づけません
遠回りして見ていると


募金箱の前でずらっと並んだ一群からちょっと離れた所に

あれは・・・・

長野オリンピックで大活躍、
」 の 原田選手ではないですか


絶滅危惧種の動物に遭遇する事はあっても、有名人とお目にかかるのは
ほとんど無い、農村地帯の私・・・

10メートルほど通り過ぎた後、立ち止まり・・・・まんまと引き返しました

恥も外聞も捨てて、カメラに撮られないようにダッシュで募金箱まで走り
逃げるように報道陣から離れます。

・・・・良く考えたらかえって目立ったかも

そして原田選手にそうっと近づき・・・・
「あの・・・カメラ写してもいいですか???」

近くにいた関係者のおじいちゃんが一緒に撮ってあげるよと言ってくださいました。

BlogPaint
 ちょっとボケちゃってますね






 善意というより
 ミーハー心な私でありました

近所の農家では、ぼちぼち、ハウスにビニールがかかっています。

我が家も今日かける予定でしたが、今夜半から風が吹く・・・
ということで延期にしました。
(私はかけた方が・・・と思ったのですが)

りんご園にはまだ20センチほど積雪がありますが、稲のハウスは
融雪剤(肥料です)をかけたので、すっかり雪はありません。

お天気はいいし、温かくて
いつもならりんごの作業をする指先が、薄手の手袋のせいもあり、
冷たくて我慢できなくなるのですが
 (細かい作業なので厚手の手袋だと仕事にならないのです)
今日は夕方になっても素手で十分なくらい暖かでした


さて
保健所から、一通の封書が届いています。

「各旅館業営業者 様」

そういえば、我が家は農家民泊・・・簡易ではありますが
一応大きな枠では旅館業・・・なのでした

何かと思って開くと

「福島原子力発電所の事故による避難者に関する旅館業者への周知について」

・・・・・・・放射線の影響を懸念して避難した方の宿泊の受け入れを躊躇する旅館業の営業者がいるとの話を聞き及んでおります。・・・・・

・・・・・・・つきましては、福島県からきているとの理由のみで宿泊拒否するなどいたずらに過剰な反応に陥らないよう・・・・・・


こんな注意喚起の封書が、日本の全、宿泊業者に無駄な経費をかけて送らなければならないなんて

いったい、どんな理由を言って、どんな顔で宿泊を拒否したんだろう。

極限の状態の中で、パニックを起こすことなく、整然と、思いやりを持った行動
・・・と海外で賞讃された日本人の姿はここにはありません。


一番最初に、福島原発の半径20キロ圏内の避難指示が出たのは3月12日でした。
この時、原発の敷地境界で測定された値が、1015マイクロシーベルト。
医療で使われる胸部CTスキャンでは1回につき6900マイクロシーベルト
被爆します。

普段の生活においては、放射線に限らず、食品添加物、洗剤、医薬品、殺虫剤、等々、毎日は微量でも、蓄積する事で成長や健康に害を及ぼすものに、かなり無頓着な人達が
こんな時に限って、無知とも思える行動に走っています。


これが福島原発でなくて、泊原子力発電所で起きたなら

泊から何十キロ離れていようと
北海道民というだけで、飛行機にも乗せてもらえない事態になるのと
同じ事ですね。


福島県の住民は、原発によって、多くの利益と生活の糧を得ていた。甘い汁も吸っていた。との発言も聞き及びますが

原発などの誘致に関しては、あくまでも地元行政と企業が行います。
住民の関与があったとしても、ごく一部の企業家や地元名士ではないのでしょうか?

北海道の泊発電所で、もし同じ事態が起きたならば
30キロ圏内に入るのは
仁木町、蘭越町、倶知安町、ニセコ町、寿都町、赤井川村、余市町
古平町、積丹町、
そして10キロ圏内の泊村、共和町、岩内町、神恵内村

この住民に、同じ事が言えるのでしょうか?
 

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