Riccoのりんご生活

lyrical農家生活 ☆ 今日はどんな事が起きるかしら?

2010年11月


前のブログにも書きましたが

ダンス習ってます・・・


ダンス習いたいがゆえに
農村の子供たちをダシにして・・・・
いえいえ農家の母子の福利厚生のため(よく言うね〜)
農家仲間にストリートダンス教室を頼みましたら
一人の若者がものすごく熱心でして、
そのパワー溢れるバイタリティと、人懐っこい笑顔と行動力で
あれよあれよというまに
ものすごい人数の子供が集まるスクールになっちゃいました

その熱心な一人の若者が山田君、と、そして農家仲間の荘司君・・・・で
「山田荘司ダンススクール」


27日はそのスクール主宰の発表会でした。
そのタイトル・・・「Stay Cool !」

「山田荘司」お二人のダンス仲間の方や、初心者の生徒さん、高校生など市外からもたくさん集まって、お祭りみたいになりました。
私もちょっとだけお手伝い(受付嬢

しかし、まともに踊れるかどうか・・・の瀬戸際・・・
受付しながらも、顔面蒼白・・・でした。


10代の高校生男子から40代後半の私まで、
ジェネレーションギャップを顧みない私たち5人のチーム名は
「Sept Couleurs」・・・・セットクルール
虹・・・だって(20代の看護学生が命名しました)

衣装はストリートダンスだからTシャツにジーンズとか思ってたら
誰かの提案で、格安衣料品店へで物色に出かけることに・・・

結局バーテンダーみたいな格好に決まりました

しかし、私のサイズに合う黒いベストが直前まで探しても無くて・・・・
2日前に友人にこぼしたところ・・・・・

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なんとたった1日で古いジャケットをリフォームして作ってくれました。
しかも、各自、自分の色(私は黄色)を服ののどこかにつける事になっていたのですが、端切れでコサージュまで

よっちゃ〜ん、本当にどうもありがとうございました(*´∇`*)


それで、ダンスの結果ですか?
怪我で出られなかったチームメイトがとりあえずデジカメで撮ってくれた映像を見ましたが・・・・見れば見るほど

    爆笑もの  でした 

早くて難しい振りで、練習しただけにリズムにもそこそこのって、
揃ってはいたのですが・・・・・

    元気良すぎ   

  いやあ・・・・若者はどうあれ、
私と弱冠もう1名・・・
  よく救急車呼ばなくて済んだものだと思いました∑(=゚ω゚=;)

忘れた頃に
こんな風に送られてくると
近頃特に緩くなった涙腺が・・・・決壊します・・・


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ファームインに来た修学旅行生からの手紙です。


 農村体験の時期は、当然ながら農繁期とぶつかります。
 頭も体もいっぱいいっぱいの時期です。

 今年は極力、いかに喜んでもらえて、自分が楽をするか
 を考えました。
 

 それでも後半は「もう無理・・・」とくじけそうになります。


それがね。
こんなお手紙が来ると、つくづく、

       やって良かった

                そう思えます。

昨夜、電話がありました。
大阪のある高校の保護者の方・・・・
聞くと昨年受け入れた、たった半日体験の高校生のお母様でした。

「北海道のお母さんの話をよくするんですよ。」
「あれから大学に進学して頑張ってます。息子は頂いた名刺をまだ大事に持っていますよ。」

・・・・私・・・お母さんなんだ
今もそう呼んでもらっていると思うと、胸がつまります。

半日体験は本当に時間が無くて、
それでも何か心に残して行ってもらいたくて、バタバタと過ぎて行きます。
そんなことだから、やはり時間が経つと顔と名前が覚えられません。


覚えてあげられたらな


気持ちが温かくなったひと時でした。

私は歩くより走る事が多いです。
走るといっても全力じゃないですよ

学生やOLの時代
よく友人に、「地下街で見かけたら、いつも走ってるよね」と言われてました。
急いでいなくても走ってます。
他は・・・どちらかというとトロイ方なのですが



どうしてこんなに忙しないのか   最近わかりました。



体温が低い。
血圧もかなり低い。

動いていると、頭も回るし、体温も上がって、とっても調子が良い

動いてないと、だんだん血のめぐりがゆっくりになり、寝てしまうのです。
爬虫類みたい・・・・



先日友人たちとちょっと早い忘年会をしましたが
とても楽しかったのですが、後半口数が少なくなっている自分を発見。
寝る一歩手前でした

学生時代も、一番前の席に陣取りながら、40分過ぎからは必ず寝ていましたね・・・・。


時計でいえば、いつも腕につけて使っていないと止まってしまう自動巻き・・・・みたいなものです。




・・・・・以上、前置きと言い訳ですの

 足が活躍する人なので
  靴にはお金をかけます。

 で、これは練習用ダンスシューズ・・・・買いました。
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はぁ ダンス

そうです(キッパリ)   それがなにか?

子供の頃からやりたかったのですよ。
母も父も、踊りだけはなせか絶対やらせてくれませんでした。

子育てが一段落して、趣味にしたかったのはやはりダンス。

クラシックバレエ・・・・体が硬すぎる
社交ダンス・・・・・・・・お金がかかり過ぎる
エアロビ・・・・・・・・・・ボディラインがわかりすぎのコスチューム
フラダンス・・・・・・・・バストもヒップも貧弱です

なにより、教室に通うには、仕事や家事を考えると時間が間に合いません。



若い農家仲間がたまたまヒップホップを楽しそうにやっていて

遅い時間からでもOKだというので
年がいも無く・・去年から週に1回、教えてもらってます
オバサンだし、気楽に優しく教えてくれるのかと思いきや


・・・・・メッチャこだわりのある人でした
ストリートダンスとはなんぞや・・・・まで語る人で・・・・
相当鍛えられてます


明後日は仲間内での発表会です。

高校生ひとり、20歳代2人、30代ひとり
そして・・・最高齢のわたし(えっへん)の5人チームです。

足引っ張らないように 頑張ります
いつまで出来ることやら・・・・ですが

19日、金曜日

地元にある唯一の短期大学、國學院大学短期大学部、初等教育学科で
稲作体験を始めた・・・というのは以前書きましたが、
その4回目は脱穀作業の予定

でも稲刈りの時にあんまり乾燥していたので
(そもそも夏休みが長かったので、稲刈りの適期を大幅に過ぎてしまいまして)
稲刈りと一緒にコンバインで脱穀しちゃいました

ぽっかりと予定の空いた4回目、
しかし、これは私にとっては願っても無い事


大学生なんだから、きちんと座学しなきゃね
でも、「滝川おもしろ食育塾」・・・オモシロなんだから、面白くなきゃ

管教授も、これまでの体験をお気に召してくれたのか、
「よかったら、2講まるまる使いませんか?」
と鶴の一声

午前10時50分から14時30分までの時間が手に入りました


で、昔ながらの千羽こきで脱穀!テニスボールで籾すり!
ガラス瓶と棒で戦時中のように精米

そ〜し〜て〜

わらじ作りです

残念なことに画像が今手元にありませんの〜

学生たち、想像したよりもすごく一生懸命で
勉強よりも難しい・・・と言いつつ、熱心にわらじを編み続けてくれました。

いい子たちですよ


わざわざ岩見沢からご夫婦で来てくださる講師の先生に昼食くらいは用意したくて、
前日仲間の所へ食材を運び、「食生活改善推進委員」・・・というスゴイ肩書きの彼女は美味しい豚汁とカブのお漬物をたっくさん作ってくれました。

朝からおにぎり作って、草鞋の下準備をして、
全てを終えたのは午後4時を回っていました。


くったり疲れましたけど、
学生たちは真剣に取り組んでくれたし、
教授もことのほか喜んでくださって、来年からは予算申請して
この一連の稲作体験を授業に取り入れてくださると言ってくださいました。


あとは、12月の収穫祭だ〜

夫が農業関係の研修で

伊豆・・・へ行ってきました。
伊豆で研修・・・って伊豆で何を研修するんでしょうね〜
私たち農家の賦課金から代金でてるんですけどね〜
まあ、いいですけどね〜


お土産を色々買ってきてくれたのですが

このお菓子・・・

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ネーミングといい、 
焼き菓子の形と言い、サンドしているチョコといい・・・

 どう見ても、パクリでしょう 

        しかも確信犯ですね

先週の事ばかり書いていたら過去日誌になってしまいますね

主に修学旅行生の農業体験を請け負っている「そらちdeい〜ね」の
滝川の世話人をやっているわけですが
今日は滝川の組織のお母さん達と、北空知の農家のお母さん方の組織元気村、夢の農村塾 「ままSUNクラブ」との交流会をしました。
ままSUNクラブの女性達はとても明るくて元気
地元食材でオリジナルレシピを作ってコンテストで優勝したり、
色々な活動をしています。


滝川の組織では男性がほとんどを取り仕切り、女性同士が顔を合わせて話をする機会がほとんどありませんでした。

けれども、家庭で子供たちを預かる時、食事や寝具の用意、掃除など
子供たちの生活の部分を支えるのは女性の肩にかかっています。
一番大変な部分は女性の役目。

男性にはなかなか分からない悩みや気苦労も絶対あるはずです。


「女性だけでざっくばらんに話ができる機会をつくりたいな〜」


そこに、ままsunクラブのMさんから交流会のお誘い
願っても無い事でした

私がスケジュールが詰まっていたり、自分が取り組んでいる事業の準備にも追われていましたから、内容はMさんに一任し、
会場での食事もお弁当を頼みましたが、
やはり・・・農家ですからね〜
食べ物のクオリティだけはこだわる私・・・
祖母直伝の現代風すいとん汁と、りんごだらけのケーキを焼いて行きました(私の差し入れ料理の十八番です。)

11時から15時まで
長いかな・・・と思いましたが、実際はあっという間で話はつきず、
むしろ足りないくらいの楽しい時間を設ける事ができました

さてさて、先週の話ですが
18日は農協女性部という組織の空知大会・・・通称「家の光大会」というのに参加して来ました。
家の光・・・というのは農文協という出版社が発行している
農家の女性向けの雑誌の名前です。


毎年どこぞや・・・の講師の方をお招きして講演をしてもらうのですが
今回は、(有)コテージガーデン、代表取締役の梅木あゆみさん

 ホームページ   http://www.cgarden-hokkaido.co.jp/

道内各地の施設の庭の設計を手掛け、ご本人はハンギングバスケットマスターの資格を持ち、それを得意としていらっしゃいます。

そして、STVアナウンサーの 喜瀬 ひろしさん

”声は人なり”のタイトルでの喜瀬さんのお話はまあ、それなり・・・でしたが、梅木さんのガーデニングのお話は面白かったです。

農家が庭をきれいにする事・・・・簡単そうでとても難しいです。
持続するにはいかにメンテナンスが楽な庭に仕上げるかにかかっています。

我が家の庭は毎年悩みの種・・・・
梅木さんにプランニングしてもらえたらいいな・・と思いました。

いくらくらいかかるのでしょうか??


喜瀬さんのお話の時についついコックリ・・・してしまった私でした
他の方たちは、楽しそうに聞いていたのですけれど・・・

ブルーベリーの冬囲いが終わっていないのがとても気になるこの頃です
しかし、この一週間は出ずっぱり・・・夏、秋の農繁期に出来なかったしわ寄せ・・・というより穴埋めみたいなものですが、
・・・・・生活をシンプルにしたいものです〜


けれども出たら出たなり、必ず得るものがあるんですね



17日はとある研修で、旭川育児院へ行ってきました。
育児院とは、昔でいうところの孤児院です。

歴史は古く、大正10年に閉鎖になった上川孤児院の子供たちを
初代院長の水下さんという剣道の師範の方が自宅に引き取った所から始まりました。

戦後に法律ができるまで、こういった施設って全て民間の個人の方が
運営費の全てを自費と寄付だけでまかなっていたんですね。


育児院の3歳から18歳までの子供たち
もうずっと、定員を越える人数の子たちが自分の家として生活しています。
以前は当然のことながら、なんらかの理由で保護者・・・親の居ない子供たちの家でした。

けれども、近年は様変わりしています。
親がいるのに親と暮らせない子供たちが大半を占めているそうです。

育てられない。
育てたくない。
育てさせてはいけない。


親の居ない子供なら、他人でも愛情いっぱいに親になってあげることに力を注げます。

けれども、親のいる子供は、親がいるのに育ててもらえない葛藤の中で生きています。
子供にとってはどんなひどい親でもかけがえのない、理屈では割り切れない
たった1人の親です。
そこに他人がどんな努力をしても、愛情を注いでも親の代わりにはなれない。

子供にとっては危険な親が、子供を取り返しに育児院に乗り込んで来る事もあるそうです。
家に帰ればどんな事が待ち受けているか解っているのに
子供は親を否定せず帰ります。

育児院の職員さんは、不眠不休で子供たちの心を支えていました。


育児院は、厚生労働省の元、保育園と同じ扱いです。
子供の人数に対する職員の数も、保育園と同じです。

変だと思いませんか?

保育園にはお休みも閉園時間もあります。
子供6人に保育士ひとりという人数はほとんど毎日守られます。

育児院は家庭です。
24時間365日一時もお休みはありません。
でも職員さんだってお休みを取らなければ健康は保てません。
実質的には15人近くの子供をひとりが担当することになります。
しかも年齢はバラバラです。




旭川育児院の建物はもう50年近く経っていて、いかにも古い作りでしたが、お掃除がとても行き届いていて、ホコリひとつなく、本当にきれいでした。来年は念願の建て替えが実現するそうです

地域の方々の協力がとても素敵でした。

育児院近くのコンビニやガソリンスタンド、飲食店は、率先して高校生の子供たちのアルバイト先となって受け入れています。
子供たちのほとんどが、アルバイトで運転免許や資格を取るための
お金を稼ぐからだそうです。

医大や教育大の学生は毎週2回、勉強を教えにやってきます。
ボランティアのピアノの講師の方が、院の小学生全員にピアノのレッスンをしています。
いやいや教わっていた子供も、成長した時に、ピアノが弾ける事を
音楽ができることを良かった・・・と必ず言うそうです。



行って話を聞かなければわからない事
分かったつもりでいる事
世の中にはたくさんあるのだな・・・と思いました。

しばれた朝でしたね



私がお弁当を作らなかったら、娘は自分で作るだろう・・・
そう思ってましたよ。




甘かった・・・・

部活で帰り遅いしね・・・・お洗濯やらお掃除やらしてくれたしね・・・・

私が寝ていた間、ずっと、売店のパン&コンビニおにぎりだったらしいです。長女は作ったけどな〜・・・・比べちゃいけないっ


久しぶりに復活してからのお弁当の写真撮ってみました。
適当でし・・・・

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フレンチトースト(焦げた
ポテトサラダ
ウインナーとキノコのサッパリ煮
ピーマンとハムのソテー


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 てんこもり酢豚
 チンゲン菜のとろみ煮
 青菜ごはん





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シイタケグラッセ
ほうれん草とウインナーのソテー
大根と昆布の炒め煮
卵焼き

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五穀ご飯、じゃこと塩昆布と鰹節の混ぜただけ、ふりかけ
豚肉のカツ風
しいたけとほうれん草のゆず風味
にんじんのグラッセ



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ザンギ (揚げすぎた
キンピラにんじん
ピーマンソテー
かぼちゃサラダ

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ソースカツ
チーズポテト
キャベツの卵とじ
りんごのカラメルソース焼き

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五穀ごはん
粉吹きいも
キャベツとマイタケソテー
卵焼き
豚肉の生姜焼き



14日、春に進学で引っ越しして以来、一度も様子を見ていなかった
息子のアパートへ行きました。

千歳です。

高速道路一本で行けますが、日曜日は混むし、最近高速ばかり使っているので、たまにのんびり運転したくなりました。

無料の岩見沢までは高速に乗り、そこからはカーナビまかせ
北海道の道路は主要道路以外は、本当に目印の無い道ばかりですね
右も左も畑か山、畑も収穫物はほとんど終わって、一番遅いと言われているビート(砂糖大根)が山になっている畑がポツリポツリとあるだけでした。

もう数キロで千歳市街に着くかな・・・・というころ、
白鳥らしき声が・・・・しかもものすごくたくさんの・・・・
カーラジオの音が消されるくらいの鳴き声が聞こえて来ました。

右を見ると、林の木々の陰から川らしき水の流れが見えます。

え????∑('◇'*)エェッ!?


思わず速度を落としました。



なんてたくさんの水鳥なんでしょう

上空には真っ白のオオハクチョウが低空を飛んでいます。

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こんな時に限ってカメラが無く、解像度の低い携帯電話ではこれが限度

この画像の何百倍(大げさではない)の数の鳥達が、のどかに川で羽根を休めていたのです。

私と同じような車が何台も、路肩のパーキングに停まって撮影していました。


千歳市の北東部、長沼町に接する土地にある
(旧)長都沼(オサツヌマ)と呼ばれているところだそうです。

道路は国道でも道道でもない、千歳川の旧流れに沿ったわき道で
住所でいえば千歳市中央、長都沼でインターネット検索すれば
きっと出てくると思います。

渡り鳥が移動するシーズン。
機会があったら是非見に行ってください。
感動しますよ


息子のアパートの台所とお風呂・・・にも
ある意味感動・・・・しましたが


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